「要件定義を無くそう!」…不毛な議論を巻き起こす「アジャイル開発への誤解」とは

多くの企業でDX推進が加速する中、システム開発の手法としてアジャイル開発が主流となった。PwCコンサルティングの調査によると、アジャイル開発手法を展開している企業は72%に及ぶという。そのためか、まずはプロダクトを作ってみようという観点で「要件定義を無くせないか?」という議論が散見される。結論から言えば「現実的ではない」のだが、なぜこのような議論が起きるのか。システム開発に詳しいビープラウドの代表取締役社長、佐藤 治夫氏に、要件定義不要論が大きくなった背景とともに、無くした場合の問題点や要件定義に必要なスキルなどについて話を聞いた。

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