新規事業の方針や戦略の策定につながる全社ビジョンの描き方──“なぜ”と“どの領域”を定義する

本連載では、日本の大企業からベンチャー・スタートアップまで幅広い企業の新規事業開発の現場に携わってきた筆者の経験や視点から、VUCA時代と称される現代の経営における新規事業開発やイノベーション創出への取り組みをご紹介。現場の新規事業開発の責任者や担当者だけではなく、それを牽引しマネジメントする立場にある方にとっても重要なエッセンスについて、新規事業開発プロセスの全体像や各フェーズにおける課題や解決アプローチについて考察します。第3回となる本稿では、前回紹介した「ビジョンや新規事業開発に関する方針・戦略が存在しない」という課題にフォーカスを当て、これに対する処方箋として、「いかにしてビジョンを描き、新規事業開発の方針や戦略を策定するか」について解説します。

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